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『光の中に』
ふりがな文庫
『
光の中に
(
ひかりのなかに
)
』
私の語ろうとする山田春雄は実に不思議な子供であった。彼は他の子供たちの仲間にはいろうとはしないで、いつもその傍を臆病そうにうろつき廻っていた。始終いじめられているが、自分でも陰では女の子や小さな子供たちを邪魔してみる。又誰かが転んだりすれば …
著者
金史良
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文芸首都」1939(昭和14)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約50分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
心
(
すん
)
主
(
す
)
願
(
ねか
)
質
(
たず
)
皺
(
しな
)
頭
(
かぶり
)
例
(
たと
)
南
(
なん
)
点
(
とも
)
覗
(
うかが
)
庇
(
ひさし
)
宥
(
ゆる
)
嬶
(
かか
)
逸
(
そ
)
頑
(
かたく
)
出会
(
でくわ
)
凡
(
すべ
)
霜降
(
しもふ
)
全
(
まる
)
譫言
(
うわごと
)
鬚
(
ひげ
)
煤
(
すす
)
猛者
(
もさ
)
瑞々
(
みずみず
)
上服
(
うわぎ
)
真蒼
(
まっさお
)
瞠
(
みは
)
竦
(
すく
)
竦然
(
しょうぜん
)
綻
(
ほころ
)
莫迦
(
ばか
)
覚束
(
おぼつか
)
豹変
(
ひょうへん
)
貪
(
むさぼ
)
馳
(
は
)
馬面
(
うまづら
)
顴骨
(
かんこつ
)
身装
(
みなり
)
迂闊
(
うかつ
)
鐚銭
(
びたせん
)
閃
(
ひらめ
)
恰
(
あたか
)
乍
(
なが
)
南
(
みなみ
)
博徒
(
ばくと
)
吃
(
ども
)
呶鳴
(
どな
)
呻
(
うめ
)
咄嗟
(
とっさ
)
咥
(
くわ
)
咽
(
むせ
)
啖呵
(
たんか
)
嗚咽
(
おえつ
)
噤
(
つぐ
)
婦
(
おんな
)
寧
(
むし
)
忌々
(
いまいま
)
渋々
(
しぶしぶ
)
慨
(
なげ
)
憚
(
はばか
)
所以
(
ゆえん
)
択
(
えら
)
抽斗
(
ひきだし
)
拳骨
(
げんこつ
)
挑
(
いど
)
擯斥
(
ひんせき
)
曰
(
いわ
)
木偶
(
でく
)
殊更
(
ことさら
)
気拙
(
きまず
)
河豚
(
ふぐ
)
洟
(
はな
)