“博徒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくと70.4%
ばくちうち18.5%
ばくとう7.4%
あそびにん3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゲーブルの役の博徒ばくとの親分が二人も人を殺すのにそれが観客にはそれほどに悪逆無道の行為とは思われないような仕組みになっている。
映画雑感(Ⅳ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
その父は博勞ばくらうで、博徒ばくちうちで、そして近郷の顏役みたやうなことをも爲てゐた。初太郎はその父とは打つて變つた靜かな順良な少年で、學問も誠によく出來た。
古い村 (旧字旧仮名) / 若山牧水(著)
するとその隣りに坐りながら、いいかげんに酔っているところから、相手があったら言葉尻でも取って、食ってかかろうと構えている、博徒あそびにんらしい若者がいたが
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)