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択
ふりがな文庫
“択”のいろいろな読み方と例文
旧字:
擇
読み方
割合
えら
71.5%
よ
13.0%
え
11.5%
と
2.6%
えり
0.4%
より
0.4%
エラ
0.4%
ト
0.4%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えら
(逆引き)
この種の催しにどうして「千本桜」のようなものを
択
(
えら
)
んだのか知らないが、おそらくは菊五郎の出し物として選定されたのであろう。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
択(えら)の例文をもっと
(50作品+)
見る
よ
(逆引き)
母は私に言うには、持って行くにも当らないようなものは、何でも彼にやるがいいから、欲しいものを彼に
択
(
よ
)
らせることにしよう。
故郷
(新字新仮名)
/
魯迅
(著)
択(よ)の例文をもっと
(35作品)
見る
え
(逆引き)
択
(
え
)
りにも択ってこんな貧乏な人間を友達にして、大小となく相談をかけている印度の太子やそれに
随
(
つ
)
き従っている周囲の人々の心を考えると
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
択(え)の例文をもっと
(31作品)
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▼ すべて表示
と
(逆引き)
原本には「通俗三国志」「三国志演義」その他数種あるが、私はそのいずれの直訳にもよらないで、随時、長所を
択
(
と
)
って、わたくし流に書いた。
三国志:01 序
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
択(と)の例文をもっと
(7作品)
見る
えり
(逆引き)
その代り親たちに
択
(
えり
)
出してもらった時その可否を決断する場合にはよくよく考えてみて、自分に不満足がなかったら承知の返事をしてもよいが不満足のあるのに心を曲げて服従するには及びません。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
択(えり)の例文をもっと
(1作品)
見る
より
(逆引き)
何故
(
なにゆゑ
)
御前様
(
おんまへさま
)
には
然
(
さ
)
やうの善からぬ
業
(
わざ
)
を
択
(
より
)
に択りて、折角の人に
優
(
すぐ
)
れし御身を
塵芥
(
ちりあくた
)
の中に
御捨
(
おんす
)
て
被遊候
(
あそばされさふらふ
)
や、残念に残念に
存上
(
ぞんじあげ
)
まゐらせ候。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
択(より)の例文をもっと
(1作品)
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エラ
(逆引き)
お身さまが
経験
(
タメシ
)
ずみぢやで、其で、郎女の
才高
(
ザエダカ
)
さと、男
択
(
エラ
)
びすることが訣りますな——。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
択(エラ)の例文をもっと
(1作品)
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ト
(逆引き)
おれには、だが、この築土垣を
択
(
ト
)
ることが出来ぬ。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
択(ト)の例文をもっと
(1作品)
見る
択
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“択”を含む語句
選択
択取
選択集
撰択
択捉
捫択
選択本願念仏集
択好
撰択集
揀択
決択
能書不択筆
選択器
選択意思
采采択
銓択
顕撰択
撰択淘汰
撰択本願念仏宗
取捨選択
...
“択”のふりがなが多い著者
佐々木邦
夏目漱石
中里介山
島崎藤村
徳田秋声
木暮理太郎
幸田露伴
永井荷風
柳宗悦
岡本綺堂