トップ
>
択
>
と
ふりがな文庫
“
択
(
と
)” の例文
旧字:
擇
原本には「通俗三国志」「三国志演義」その他数種あるが、私はそのいずれの直訳にもよらないで、随時、長所を
択
(
と
)
って、わたくし流に書いた。
三国志:01 序
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「豪勢なピクニックだ、それにじつに何とも言えん晩だ」とほろ酔い機嫌のラエーフスキイが言う、「だが僕は、それにもかかわらず敢てよき冬を
択
(
と
)
るね。 ...
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
稀有
(
けう
)
なものとか珍奇なものとか、または在銘のものとか著名のものとかを標準に選んだのではない。私は単に私の愛する物の中からこれらの挿絵を
択
(
と
)
ったのである。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
おれには、だがこの築土垣を
択
(
と
)
ることが出来ない。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
それとも、盲法師と
尼前
(
あまぜ
)
を無事に都へとどけて、御苦労ともいわれず、再び主家へ戻って、一生武家郎党の
端
(
はし
)
で終るか。どっちを
択
(
と
)
るかだ、ここの思案は
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
おれには、だが、この築土垣を
択
(
と
)
ることが出来ぬ。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
できれば誰でもそれを
択
(
と
)
るであろうことは言を
俟
(
ま
)
つまでもない。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
択
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
“択”を含む語句
選択
択取
選択集
撰択
択捉
捫択
選択本願念仏集
択好
撰択集
揀択
決択
能書不択筆
選択器
選択意思
采采択
銓択
顕撰択
撰択淘汰
撰択本願念仏宗
取捨選択
...