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択好
ふりがな文庫
“択好”の読み方と例文
読み方
割合
よりごの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よりごの
(逆引き)
わたしの知っている大家のお姫様で、男でありさえすりゃ、誰でも
択好
(
よりごの
)
みをしないというお姫様がありました。ああなっても困りますねえ。
大菩薩峠:33 不破の関の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
何しろ十時頃に上って十二時過には家へ帰っていようというんですから、女のよしあしなんぞ
択好
(
よりごの
)
みしちゃ居られません。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
Hさんを通してB先生から彼を使いたいと申し込まれた時も、彼はまず
己
(
おの
)
れを
後
(
のち
)
にするという好意からか、もしくは
贅沢
(
ぜいたく
)
な
択好
(
よりごの
)
みからか、せっかくの位置を自分に譲ってくれた。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
択好(よりごの)の例文をもっと
(3作品)
見る
択
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
好
常用漢字
小4
部首:⼥
6画
“択”で始まる語句
択
択捉
択取
択出
択乎中庸
“択好”のふりがなが多い著者
中里介山
夏目漱石
永井荷風