“択捉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
えとろふ50.0%
エトロフ50.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“択捉”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
同十年に到り、彼を送還し、かつ先年来樺太からふと択捉えとろふみだせしは、露国政府の意にあらざるを告げ、かつ八人の俘虜を還さんことを請う。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
しこうして我邦においても、近藤守重は(寛政十年)、択捉えとろふ島に渡り、大日本国領の標柱を建て、間宮林蔵は(文化五年)、樺太を探験し、独身満州に入り、黒竜江畔の形勢をあんじて帰り
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
沼間氏が、沼間銀行を通じて莫大な投資をしていた『択捉エトロフ漁業』は、昨年秋の漁区不許可問題にひっかかって破産し、沼間氏は資本の回収不能に陥って、銀行の金庫に、全財産を投げ出してもまだ数十万円の足が出るような大穴をあけてしまった。
キャラコさん:01 社交室 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
ねえ、那須さん。……僕ああの絲満南風太郎ってのを知ってるんです。(と、愛想笑いをしながら)……僕が深川の浜園町に住んでいた頃、よくあそこへ飲みに行ったことがあるんです。……あいつはね、もと毎年カムサッカや択捉エトロフへ出稼ぎに行っていたんですよ。なにしろ、もとは、絲満の漁師ですからね。
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)