“樺太”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からふと81.0%
かばふと10.3%
カラフト6.9%
かはふと1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
祖父は私が四年生のときに死んだが、祖父の死後、樺太からふとのおじいさんという人が尋ねてきたことがあり、子供の私達も引合された。
生い立ちの記 (新字新仮名) / 小山清(著)
その真野博士が去年の夏、樺太かばふとへ往つた事があつた。知合しりあひの男に二頭立の馬車を周旋して呉れるものがあつたので、博士は大喜びでその馬車に乗つた。
文化年間、露西亜ロシアがエトロフに入り、北辺をさわがした。泉石はその刺戟を受け、二十歳前後の頃、北海道樺太カラフト沿海州の地図を写している。
日本人中にほんじんちうには今日こんにちでもなほ外人ぐわいじんたいして臺灣たいわんを「フオルモサ」、樺太かはふとを「サガレン」、朝鮮てうせんを「コレア」旅順りよじゆんを「ボート・アーサー」
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)