“からふと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カラフト
語句割合
樺太92.2%
唐太7.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樺太からふとハロ人雑居ノ地ナルヲもっテ、彼此ひし親睦しんぼく、事変ヲ生ゼザラシメ、シカル後手ヲ下シ、功ヲ他日ニ収メン」とするものであり
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
その箒状の結晶は、よく見ると内部に樹枝に近い結晶質の骨組があるもので、天然には樺太からふと豊原とよはら近郊で同種のものが撮影された例がある。
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ただ今までは山丹人毎年一次ずつ小船にて二、三そうずつ唐太からふと島の南縁に副う所に在る島の西端「ソウヤ」という所へ渡来して土人と交易をするなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
千島唐太からふとの住民も、これを教化しさえすれば、この五村と同様、普通人と少しも差別のないものに成るとの事を、さすがに松陰程の経世家として、早速に感じた事でありました。
本州における蝦夷の末路 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)