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艘
ふりがな文庫
“艘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そう
88.6%
さう
6.2%
ぱい
1.4%
ぞう
1.0%
ざう
1.0%
はい
1.0%
ぺい
0.5%
ぺえ
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう
(逆引き)
縄をつかむとその力で、舟はグルグル
潮
(
しお
)
に巻かれた。そして飛島の岩の蔭からも、それに曳かれてまた一
艘
(
そう
)
渦に誘われて廻ってくる。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
艘(そう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さう
(逆引き)
「橋の向うの三
艘
(
さう
)
の矢は、皆んな橋
架
(
げた
)
の間から飛んで來ましたが、四本目の今度の矢は、土手の方角から飛んで來たことになります」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
艘(さう)の例文をもっと
(13作品)
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ぱい
(逆引き)
「貴様等の一人、二人が何んだ。川崎一
艘
(
ぱい
)
取られてみろ、たまったもんでないんだ」——監督は日本語でハッキリそういった。
蟹工船
(新字新仮名)
/
小林多喜二
(著)
艘(ぱい)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
ぞう
(逆引き)
三
艘
(
ぞう
)
の大飛行船が船首を並べて断雲の間を飛行している、その上空に追い迫った一隊の爆撃機が急速なダイヴィングで小石のごとく落下して来て
からすうりの花と蛾
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
艘(ぞう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ざう
(逆引き)
幸ひ月見船が二三
艘
(
ざう
)
居たので、私も命拾ひをしましたが、これは唯事でないと思つたから、其處からお樂を引取つて、少し見て居ることにしたのです
銭形平次捕物控:024 平次女難
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
艘(ざう)の例文をもっと
(2作品)
見る
はい
(逆引き)
有りようは、広海屋さん、
折角
(
せっかく
)
そなたが、上方から、江戸表まで廻漕なされた、五
艘
(
はい
)
の米船——それを、大坂に引ッ返させなさるか、それとも、例の廉売り、投げ売りを
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
艘(はい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ぺい
(逆引き)
娘
(
ねえ
)
さん泣いても騒いでも仕様はねえ、此の浜には船一
艘
(
ぺい
)
繋いで居ようじゃなし、人ッ子一人通りゃアしねえ、なにを
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
艘(ぺい)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぺえ
(逆引き)
己ア伊皿子台町にいる仙太と云うもので、船も五六
艘
(
ぺえ
)
あり、野郎共も
宅
(
うち
)
に居て、何うやら斯うやら暮して居るものだが、餓鬼の時分から喧嘩ッ早く、無法で随分親父に苦労をさせたが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
艘(ぺえ)の例文をもっと
(1作品)
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艘
漢検1級
部首:⾈
15画
“艘”を含む語句
一艘
何艘
二艘
三艘
四艘
新艘
數艘
新艘卸
艘飛
幾艘
八艘飛
余艘
数艘
八十一艘
八艘
十四五艘
幾千萬艘
幾百千艘
幾百艘
五艘
...
“艘”のふりがなが多い著者
吉川英治
島崎藤村
国木田独歩
谷崎潤一郎
高浜虚子
山本周五郎
泉鏡花
有島武郎
幸田露伴
佐々木味津三