鳴門秘帖なるとひちょう06 鳴門の巻06 なるとのまき
さて、その後またどうしたろうか、お千絵様は? かの女の今の環境はしずかであった。爽やかな京の秋がおとずれている。 部屋の前はひろい河原で、玉砂利と雑草とを縫う幾すじもの清冽は、加茂の水と高野川の末がここで落ちあっているのだと、和らかい京言葉 …
作品に特徴的な語句
じゅう あと せん うりょ いき 真向まむこ づき めい じょ うし くわ 追従ついじゅう がしら しも かい 退しりぞ づめ かぶり るい くう 下手したて とつ 虚言いつわり から おさ とも よえ 退さが よう 左手さしゅ ばく じょう めえ まな 咽喉いんこう なま 華奢かしゃ 下手したで がね 嘲笑わら 船夫ふなこ 犠牲にえ そめ 退 提灯ぢょうちん はず かしず ぞう こと とぎ ぬの けん もぐ つか つむり へり めっ 大勢たいせい つい 小悪しょうあく つい じょう かご 空骸むくろ こん ごう ろう 囃子ばやし 立会たちあ はえ 逆磔さかはりつけ 退 外科げか 竹笛ちくてき あま 天主デウス ばこ ごう ひと 血糊のり 背丈せい しゅう
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