“外科”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げくわ53.3%
げか46.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「これはいけない、外科げくわの手に掛けるまでもあるまいよ、——可哀想にこの若さで、——まア、三人目を出さない用心が大事ぢや」
しかるに醫學博士いがくはかせにして、外科げくわ專門家せんもんかなるかれちゝは、斷乎だんことしてかれ志望しばうこばみ、かれにして司祭しさいとなつたあかつきは、とはみとめぬとまで云張いひはつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
「大津から外科げかをよんだり、薬風呂をたてたりして、あの銀五郎という親分が、親身になって世話をするので、だいぶよいという話だ」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いっぽう、アメリカでは、ニューヨークの大病院の、もっとも進歩した機械と、外科げか部長の、世界に名をしられた博士はくしが、消えてなくなったのです。
宇宙怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)