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げくわ
ふりがな文庫
“
外科
(
げくわ
)” の例文
「これはいけない、
外科
(
げくわ
)
の手に掛けるまでもあるまいよ、——可哀想にこの若さで、——まア、三人目を出さない用心が大事ぢや」
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
然
(
しか
)
るに
醫學博士
(
いがくはかせ
)
にして、
外科
(
げくわ
)
專門家
(
せんもんか
)
なる
彼
(
かれ
)
が
父
(
ちゝ
)
は、
斷乎
(
だんこ
)
として
彼
(
かれ
)
が
志望
(
しばう
)
を
拒
(
こば
)
み、
若
(
も
)
し
彼
(
かれ
)
にして
司祭
(
しさい
)
となつた
曉
(
あかつき
)
は、
我
(
わ
)
が
子
(
こ
)
とは
認
(
みと
)
めぬと
迄
(
まで
)
云張
(
いひは
)
つた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
扨寶珠花屋八五郎は後藤の出行し
後
(
のち
)
早々
(
さう/\
)
下男の彌助にいひ
付
(
つけ
)
先
(
まづ
)
燒酎
(
せうちう
)
鷄卵
(
たまご
)
白木綿等
(
しろもめんとう
)
を
買調
(
かひとゝの
)
へ夫より
外科
(
げくわ
)
へ怪我人ある趣き申
遣
(
つかは
)
し招きけるに
醫師
(
いし
)
は幸ひ
在宿
(
ざいしゆく
)
なればとて彌助に
藥籠
(
やくろう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
外科
(
げくわ
)
なんと
来
(
き
)
た
日
(
ひ
)
にやあ、
鬢付
(
びんつけ
)
へ
水
(
みづ
)
を
垂
(
た
)
らしてひやりと
疵
(
きず
)
につける
位
(
くらゐ
)
な
処
(
ところ
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
その樣子を見て居た平次は、何を思ひ付いたか、手當てが濟んで歸り支度をして居る
外科
(
げくわ
)
と何やら囁き交して
銭形平次捕物控:316 正月の香り
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
山脇
(
やまわき
)
と改ため以前の如く
外科
(
げくわ
)
を業とすれども南都と
違
(
ちがひ
)
新規
(
しんき
)
の場所故何事も思はしからず漸々に
細
(
ほそ
)
き
煙
(
けふ
)
りを立居たるに或日家内の者
愛宕
(
あたご
)
へ參りける
留宅
(
るす
)
へ
盜人
(
ぬすびと
)
押入
(
おしいり
)
賣殘
(
うりのこ
)
りし少しの道具を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
板の間を二つ三つ過ぎると、奧には疊の部屋が唐紙で仕切つて幾つか
連
(
つら
)
なり、その一番奧、
南陽
(
みなみ
)
の當る八疊に、内儀のお照は
外科
(
げくわ
)
の手當てを受けて居るのでした。
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
認
(
したゝ
)
め
腹
(
はら
)
掻切
(
かききつ
)
て
亡
(
うせ
)
たりけり是庄左衞門が非道の行ひに
因
(
よつ
)
て老體の
父
(
ちゝ
)
斯
(
かく
)
成行
(
なりゆき
)
しは庄左衞門が不義の手に掛りしも同じ事なり
斯
(
かく
)
て
後
(
のち
)
庄左衞門は
姑
(
しばら
)
く
田舍
(
ゐなか
)
に
潜居
(
かくれゐ
)
て
外科
(
げくわ
)
を
習
(
なら
)
ひ
覺
(
おぼ
)
え兩三年立て妻子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「親分、まだ
外科
(
げくわ
)
が居るさうです。早く見て置いて下さい」
銭形平次捕物控:304 嫁の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それぢや
外科
(
げくわ
)
へ行くがいゝ。親分の畠ぢやねえ」
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“外科(外科学)”の解説
外科学(げかがく、英: surgery)は、手術等によって創傷および疾患の治癒を目指す臨床医学の一分野である。外科学は外科的手法を用いる全ての分野を包括する基礎となる学問である。
対照的に内科学がある。
(出典:Wikipedia)
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
科
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“外科”で始まる語句
外科刀
外科室
外科用
外科醫
外科医
外科医院
外科的手術