“げくわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
外科100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外科げくわなんとにやあ、鬢付びんつけみづらしてひやりときずにつけるくらゐところ
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その樣子を見て居た平次は、何を思ひ付いたか、手當てが濟んで歸り支度をして居る外科げくわと何やら囁き交して
山脇やまわきと改ため以前の如く外科げくわを業とすれども南都とちがひ新規しんきの場所故何事も思はしからず漸々にほそけふりを立居たるに或日家内の者愛宕あたごへ參りける留宅るす盜人ぬすびと押入おしいり賣殘うりのこりし少しの道具を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)