“早々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうそう50.0%
さう/\16.1%
そう/\10.7%
さっさ5.4%
さつさ3.6%
さつ/\3.6%
そこ/\1.8%
さつさつ1.8%
はやはや1.8%
はやばや1.8%
はや/″\1.8%
はや/\1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ナ、何? 壺の蓋をすてたと? 馬鹿者めッ! 棄てたとて、まだお庭にころがっておろう。早々に拾ってまいれ、けがッ!」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
逆手ひてたりしかば是は何事ならんと氣付へて樣子敵討なりと申半左衞門いに驚き早々町役人
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
伯父がいました其の家は他人に譲りましたから、早々立ちまして、せめて今夜は遅くも亀有まで行きたいと出かけまする。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
誰方が失敬だ……アラあんな事言ッたら故意愚頭々々しているよ。チョッ、ジレッタイネー、早々としないと姉さん知らないからい」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
其の日私は、何の事ともなく自分の爲事を早く切り上げて、そして早々と歸つて來た。恰度方々の役所の退ける時刻だつた。
我等の一団と彼 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
お前さん蚊が喰ひますから早々とお上りなされと妻も氣をつくるに、おいおいと返事しながら太吉にも遣はせ我れも浴びて、上にあがれば洗ひせしさば/\の裕衣を出して
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
早々にして立出れば家主も夫は/\氣の毒千萬と心配しながら諸共に芝札の辻をて急ぎて檢使の前へ呼出され長庵に一通り尋ねて彼の十兵衞の死骸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
お前さん蚊が喰ひますから早々とお上りなされと妻も気をつくるに、おいおいと返事しながら太吉にも遣はせ我れも浴びて、上にあがれば洗ひせしさばさばの裕衣を出して
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ただその忠義が、小節に止まって、大義でないことが惜しまれるものの、これもぜひなき時勢のりだろう。早々、京都に帰って、元の主人に忠勤するがいい。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あの人間を知っているは、出さねばどんな事をされるか解らない、と云って金の調達は早々に出来ず、つい思案に余ってあの通り自殺致しました。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
取な早々用意を致せと言葉に隨て然ば御先へと又短刀持直しあはや只今突立んとする時亦々廊下物音じく聞えければ越前守何事やらん今暫くと忠右衞門を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
悦び合ふ愛情いと尊くも嬉しけれ早々乘れ雨のらんにとかれて心ならねど又馬車に乘り先の嶮岨を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)