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愚頭々々
ふりがな文庫
“愚頭々々”の読み方と例文
読み方
割合
ぐずぐず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぐずぐず
(逆引き)
何を
愚頭々々
(
ぐずぐず
)
していると云わぬばかりに、
此方
(
こちら
)
を
睨
(
ね
)
めつけ、時には気を
焦
(
いら
)
ッて、聞えよがしに
舌鼓
(
したつづみ
)
など鳴らして聞かせる事も有る。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
もう
好加減
(
いいかげん
)
に通りそうなもの、何を
愚頭々々
(
ぐずぐず
)
しているのかと、一刻千秋の思い。死骸の臭気は
些
(
いささか
)
も薄らいだではないけれど、それすら忘れていた位。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
「
誰方
(
どっち
)
が失敬だ……アラあんな事言ッたら
尚
(
な
)
お
故意
(
わざ
)
と
愚頭々々
(
ぐずぐず
)
しているよ。チョッ、ジレッタイネー、
早々
(
さっさ
)
としないと姉さん知らないから
宜
(
い
)
い」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
愚頭々々(ぐずぐず)の例文をもっと
(2作品)
見る
愚
常用漢字
中学
部首:⼼
13画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
々
3画
々
3画
“愚頭々々”のふりがなが多い著者
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
二葉亭四迷