愚頭々々ぐずぐず)” の例文
何を愚頭々々ぐずぐずしていると云わぬばかりに、此方こちらめつけ、時には気をいらッて、聞えよがしに舌鼓したつづみなど鳴らして聞かせる事も有る。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
もう好加減いいかげんに通りそうなもの、何を愚頭々々ぐずぐずしているのかと、一刻千秋の思い。死骸の臭気はいささかも薄らいだではないけれど、それすら忘れていた位。
誰方どっちが失敬だ……アラあんな事言ッたら故意わざ愚頭々々ぐずぐずしているよ。チョッ、ジレッタイネー、早々さっさとしないと姉さん知らないからい」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)