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ぐずぐず
ふりがな文庫
“ぐずぐず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
愚図愚図
60.0%
愚図々々
30.0%
愚頭々々
3.3%
愚図〻〻
1.7%
躊躇
1.7%
遅々
1.7%
遅鈍
1.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愚図愚図
(逆引き)
「東京市民は、
愚図愚図
(
ぐずぐず
)
していると、毒瓦斯で、全滅するぞ。兵営に、防毒マスクが、沢山貯蔵されているから、押駆けろッ」
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ぐずぐず(愚図愚図)の例文をもっと
(36作品)
見る
愚図々々
(逆引き)
「何を
愚図々々
(
ぐずぐず
)
しているんだえ? ほんとうにお前位、ずうずうしい女はありゃしないよ。きっと又台所で
居睡
(
いねむ
)
りか何かしていたんだろう?」
アグニの神
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ぐずぐず(愚図々々)の例文をもっと
(18作品)
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愚頭々々
(逆引き)
もう
好加減
(
いいかげん
)
に通りそうなもの、何を
愚頭々々
(
ぐずぐず
)
しているのかと、一刻千秋の思い。死骸の臭気は
些
(
いささか
)
も薄らいだではないけれど、それすら忘れていた位。
四日間
(新字新仮名)
/
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
(著)
ぐずぐず(愚頭々々)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
愚図〻〻
(逆引き)
何処へ往っても直ぐ
銭
(
ぜに
)
になる種々の工場があるので、男も女も
愚図〻〻
(
ぐずぐず
)
云われると直ぐぷいと出て往って了う。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
ぐずぐず(愚図〻〻)の例文をもっと
(1作品)
見る
躊躇
(逆引き)
仕方がないと
舌打
(
したうち
)
しながら、倒れた戸の
間
(
あいだ
)
から表を覗いて見ると、風も雪もますます
暴
(
あ
)
れて来た。こんな所に
何時
(
いつ
)
までも
躊躇
(
ぐずぐず
)
していたら、
凍
(
こご
)
えて死んで
了
(
しま
)
うかも知れぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ぐずぐず(躊躇)の例文をもっと
(1作品)
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遅々
(逆引き)
こんな場合にいつも先陣を争う髯将軍はいかにせしぞと
後
(
のち
)
に聴けば、将軍、剛力の
遅々
(
ぐずぐず
)
が
癪
(
しゃく
)
に触って堪らず、
暫時
(
しばし
)
叱咜
(
しった
)
督励していた為に、思わず大いに遅れたという事だ。
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
ぐずぐず(遅々)の例文をもっと
(1作品)
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遅鈍
(逆引き)
然し、それが旦那様の
御人
(
おひと
)
の
好
(
いい
)
という証拠で、
御天性
(
おうまれつき
)
の
普通
(
なみ
)
の人とは違ったところでしょう。一体、寒い国の殿方には
遅鈍
(
ぐずぐず
)
した無精な癖があるものですけれど、旦那様にはそれがありません。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぐずぐず(遅鈍)の例文をもっと
(1作品)
見る
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