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ためらう
ふりがな文庫
“ためらう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
躊躇
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躊躇
(逆引き)
而
(
そ
)
してその歌をきいた。やはり美しの姿は半ば木の葉に隠れて
此方
(
こなた
)
を覗く様子は昨日と異ならない。この度ばかりは……と
躊躇
(
ためらう
)
間に早や
何処
(
いずく
)
へか消えてしまう。
森の妖姫
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
僕にとって、認識するとは、生身を
抉
(
えぐ
)
ることであり、血を流すことであった。そして、今、僕の誠実さの切尖が最後の心臓に擬せられたからとて、僕は
躊躇
(
ためらう
)
だろうか。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
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