“ためらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
躊躇69.2%
逡巡23.1%
猶予7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と太郎は躊躇ためらいもせずそれを左の方へ曲がって行く。こうして行くこと一町余また十字路へ現われた。と太郎は左へ曲がる。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
最初それで、大きい方の鍵前を辷らして、逡巡ためらい勝ちに蓋を持上げると、思わず彼等は、一歩蹣跚き退った。瞬時の恐怖は、この、凡ゆる異常時に慣れ切っている老刑事の神経をすら、強打したのだ。
アリゾナの女虎 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
老媼もお通に言出しかねて一日いちじつのがれに猶予ためらいしが、厳しく乞食僧に催促されて、わで果つべきことならねば、止むことを得で取次たるなり。
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)