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ためら
ふりがな文庫
“ためら”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
タメラ
語句
割合
躊躇
51.4%
猶予
18.4%
逡巡
12.3%
躊
9.9%
猶豫
3.8%
躇
2.8%
逡
0.9%
遅
0.5%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躊躇
(逆引き)
行かぬといへば何となく済まぬ様なりて、少しく
躊躇
(
ためら
)
つて居ると、母も出て参り升たから、母に頼んで諦めて
貰
(
も
)
らはうと思ひつき升た。
黄金機会
(新字旧仮名)
/
若松賤子
(著)
ためら(躊躇)の例文をもっと
(50作品+)
見る
猶予
(逆引き)
いやでござりますともさすがに言いかねて
猶予
(
ためら
)
う光代、進まぬ色を辰弥は見て取りて、なお口軽に、私も一人でのそのそ歩いてはすぐに飽きてしまってつまらんので
書記官
(新字新仮名)
/
川上眉山
(著)
ためら(猶予)の例文をもっと
(39作品)
見る
逡巡
(逆引き)
そうして初めて
和
(
なご
)
やかに微笑って私の手にその手を結びつけ幾度か
逡巡
(
ためら
)
いいくらか羞かしそうに口のうちで「お父さん」とそう呼びかけた。
童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
ためら(逡巡)の例文をもっと
(26作品)
見る
▼ すべて表示
躊
(逆引き)
戸を開けて恐る恐る外を見て私は
躊
(
ためら
)
った。ヒューヒュー風が吹いていて外は
真
(
ま
)
っ
闇
(
くら
)
だった。遠くの方からかちかちと火の番の
拍子木
(
ひょうしぎ
)
の音が聞える。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
ためら(躊)の例文をもっと
(21作品)
見る
猶豫
(逆引き)
……
此
(
こ
)
の
雨風
(
あめかぜ
)
に
猶豫
(
ためら
)
つて、いざと
云
(
い
)
ふ
間際
(
まぎは
)
にも、
尚
(
な
)
ほ
卑怯
(
ひけふ
)
に、さて
發程
(
たた
)
うか、
止
(
や
)
めようかで、
七時
(
しちじ
)
の
其
(
そ
)
の
急行
(
きふかう
)
の
時期
(
じき
)
を
過
(
す
)
ごし、
九時
(
くじ
)
にも
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふか、
合
(
あ
)
ふまいか。
大阪まで
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ためら(猶豫)の例文をもっと
(8作品)
見る
躇
(逆引き)
しかる内近村に久しく行商を営み、諸方の俗伝に精しき老人この件に関して秘説を持つと聞いて少しも
躇
(
ためら
)
わず。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
ためら(躇)の例文をもっと
(6作品)
見る
逡
(逆引き)
「あああの手紙だっか。あれは——」と帳場氏は言葉を切ってちょっと
逡
(
ためら
)
った。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ためら(逡)の例文をもっと
(2作品)
見る
遅
(逆引き)
直道の隣に居たる母は
密
(
ひそか
)
に彼のコオトの
裾
(
すそ
)
を引きて、
言
(
ことば
)
を返させじと心
着
(
づく
)
るなり。これが為に彼は少しく
遅
(
ためら
)
ひぬ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
彼の
忙
(
せは
)
しげに格子を
啓
(
あく
)
るを待ちて、紳士は優然と内に
入
(
い
)
らんとせしが、土間の一面に
充満
(
みちみち
)
たる
履物
(
はきもの
)
の
杖
(
つゑ
)
を立つべき地さへあらざるに
遅
(
ためら
)
へるを、彼は
虚
(
すか
)
さず
勤篤
(
まめやか
)
に
下立
(
おりた
)
ちて
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ためら(遅)の例文をもっと
(1作品)
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たじろ
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いうよ
ゆうよ
たゆた
しりご
ぐづ/″\
たゆたふ
ためらふ