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躊
ふりがな文庫
“躊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ためら
58.3%
ため
30.6%
た
2.8%
たじろ
2.8%
ひる
2.8%
まよ
2.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ためら
(逆引き)
まあ帰ってからゆっくりと思って、今日見つけた家の少し混み入った条件を行一が話し
躊
(
ためら
)
っていると、姑はおっ
被
(
かぶ
)
せるように
雪後
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
躊(ためら)の例文をもっと
(21作品)
見る
ため
(逆引き)
私は門のところに
躊
(
ため
)
らひ、
芝生
(
しばふ
)
の上に
躊
(
ため
)
らつた。鋪石道を往き
復
(
かへ
)
りした。
硝子戸
(
ガラスど
)
の
鎧戸
(
よろひど
)
は
閉
(
しま
)
つてゐて内部を見ることは出來なかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
躊(ため)の例文をもっと
(11作品)
見る
た
(逆引き)
日影なおあぶずりの
端
(
は
)
に
躊
(
た
)
ゆたうころ、川口の浅瀬を村の若者二人、はだか馬に
跨
(
またが
)
りて静かに
歩
(
あゆ
)
ます、画めきたるを見ることもあり。
たき火
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
躊(た)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
たじろ
(逆引き)
と、
躊
(
たじろ
)
ぎはじめた成戸六松の顔を、相変らず、左枝は死んだような表情で見詰めている。
地虫
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
躊(たじろ)の例文をもっと
(1作品)
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ひる
(逆引き)
「ハイ、私は自分の
室
(
へや
)
で、ジョオコンダ(聖バーナード犬の名)の掃除をいたしておりました」とセレナ夫人は
躊
(
ひる
)
まずに答えてから
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
躊(ひる)の例文をもっと
(1作品)
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まよ
(逆引き)
男は駅の前の往来を左に取って一町ばかり歩いたがとある小料理屋見たいな家の
暖簾
(
のれん
)
を
潜
(
くぐ
)
った。そしてそこのおかみと何か一言二言話してから
躊
(
まよ
)
っている私を呼んだ。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
躊(まよ)の例文をもっと
(1作品)
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躊
漢検1級
部首:⾜
21画
“躊”を含む語句
躊躇
御躊躇
躇躊
躊躇逡巡
“躊”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
本庄陸男
小栗虫太郎
山本周五郎
有島武郎
佐々木味津三
柳宗悦
国木田独歩
梶井基次郎
岸田国士