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硝子戸
ふりがな文庫
“硝子戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ガラスど
75.2%
がらすど
24.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ガラスど
(逆引き)
おせいのゐないベッドに横になり、富岡は、
呆
(
ぼ
)
んやり、雨の音を聴いてゐた。窓は白く煙り、水滴が汚れた
硝子戸
(
ガラスど
)
を洗ひ流してゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
私は門のところに
躊
(
ため
)
らひ、
芝生
(
しばふ
)
の上に
躊
(
ため
)
らつた。鋪石道を往き
復
(
かへ
)
りした。
硝子戸
(
ガラスど
)
の
鎧戸
(
よろひど
)
は
閉
(
しま
)
つてゐて内部を見ることは出來なかつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
硝子戸(ガラスど)の例文をもっと
(50作品+)
見る
がらすど
(逆引き)
主税は窓から立直る時、向うの隅に、
婀娜
(
あだ
)
な櫛巻の後姿を見た。ドンと
硝子戸
(
がらすど
)
をおろしたトタンに、斜めに振返ったのはお蔦である。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
かう思つて、わたしはすぐ
傍
(
そば
)
にある小さい
珈琲店
(
カフェー
)
の
硝子戸
(
がらすど
)
をあけて
這入
(
はい
)
つた。場合が場合であるから、どんな
家
(
うち
)
でもかまはない。
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
硝子戸(がらすど)の例文をもっと
(34作品)
見る
硝
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“硝子戸”で始まる語句
硝子戸越
硝子戸棚
硝子戸入
検索の候補
硝子戸越
硝子戸棚
硝子戸入
硝子雨戸
硝子
硝子窓
窓硝子
磨硝子
硝子扉
硝子越
“硝子戸”のふりがなが多い著者
夏目漱石
徳田秋声
島崎藤村
泉鏡花
泉鏡太郎
高浜虚子
谷崎潤一郎
林芙美子
永井荷風
北原白秋