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『赤い杭』
ふりがな文庫
『
赤い杭
(
あかいくい
)
』
場所の名は今あらはに云ひにくいが、これは某カフヱーの主人の話である。但しその主人とは前からの馴染でも何でもない。去年の一月末の陰つた夜に、わたしは拠ろない義理で下町のある貸席へ顔を出すことになつた。そこに某社中の俳句会が開かれたのである。 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「夕刊大阪新聞」1929(昭和4)年9月1日(推定)
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約16分(500文字/分)
朗読目安時間
約26分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
好
(
いい
)
冷
(
つめた
)
単衣
(
ひとへもの
)
某
(
ある
)
欠
(
あく
)
皆
(
み
)
窃
(
そっ
)
中折
(
なかお
)
仕度
(
じたく
)
冷
(
ひ
)
唯
(
た
)
建
(
だて
)
廻
(
まは
)
忌
(
いや
)
拠
(
よんどこ
)
明
(
あきら
)
蹴
(
けっ
)
間
(
けん
)
一廻
(
ひとまわ
)
些
(
ち
)
今日
(
きょう
)
好
(
よ
)
寝静
(
ねしず
)
小歇
(
おや
)
少
(
すくな
)
怖
(
こわ
)
悪寒
(
さむけ
)
愛想
(
あいそう
)
斯
(
こ
)
明日
(
あした
)
柄
(
がら
)
森
(
しん
)
機
(
しお
)
決
(
き
)
湿
(
ぬ
)
燈火
(
あかり
)
縮
(
ちぢ
)
賑
(
にぎや
)
門並
(
かどな
)
陰
(
くも
)
鶏
(
にわとり
)
一向
(
いっこう
)
一廉
(
ひとかど
)
一旦
(
いったん
)
一統
(
いっとう
)
亦
(
また
)
仕様
(
しよう
)
付
(
つ
)
但
(
ただ
)
体裁
(
ていさい
)
何
(
ど
)
何処
(
どこ
)
併
(
しか
)
係
(
かか
)
傍
(
そば
)
兎
(
と
)
入
(
い
)
其処
(
そこ
)
内
(
うち
)
内々
(
ないない
)
内儀
(
かみ
)
冴
(
さ
)
冷々
(
ひやひや
)
凌
(
しの
)
利
(
き
)
区画
(
くかく
)
叮嚀
(
ていねい
)
可愛
(
かわい
)
唯
(
ただ
)
啜
(
すす
)
喫
(
の
)
喰
(
く
)
型無
(
かたな
)
堪
(
たま
)
多寡
(
たか
)
夜
(
よ
)
大
(
おお
)
大揉
(
おおも
)
妙
(
みょう
)
定連
(
じょうれん
)
宜
(
よろ
)
家
(
うち
)
家中
(
うちじゅう
)
屋根
(
やね
)
布袋
(
ほてい
)
庇間
(
ひあわい
)
床
(
とこ
)
店附
(
みせつき
)
廿八
(
にじゅうはち
)
彼
(
か
)
彼岸
(
ひがん
)
御
(
ご
)
御免
(
ごめん
)
心持
(
こころもち
)
怒鳴
(
どな
)
悪戯
(
いたずら
)
成程
(
なるほど
)
手拭
(
てぬぐい
)
打解
(
うちと
)
揚句
(
あげく
)