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打解
ふりがな文庫
“打解”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちと
84.2%
うちとけ
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちと
(逆引き)
最初はプリプリしてゐた鐵も、平次の心持が解ると次第に
打解
(
うちと
)
けて、
晩酌
(
ばんしやく
)
を附合ひながら、
滑
(
なめ
)
らかに話すやうになつてゐたのです。
銭形平次捕物控:098 紅筆願文
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
二人がこれほどむつまじく
打解
(
うちと
)
けて話し合っているのは近頃に珍らしいことで、次の間で聞いているお君もなんとなく嬉しかった。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
打解(うちと)の例文をもっと
(16作品)
見る
うちとけ
(逆引き)
逢った
度数
(
かず
)
で申そうなら七、八遍というところ。お互に気心が知れ合って、すっかり
打解
(
うちとけ
)
ながら、まだどこやらに遠慮があって、お互にわるく思われまい。
あぢさゐ
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
と
歎
(
なげ
)
かれて
終
(
つひ
)
に心も
打解
(
うちとけ
)
つゝ再び
迷
(
まよ
)
ふ千太郎忠義一※の久八が
異見
(
いけん
)
の
釘
(
くぎ
)
を
寛
(
ゆるめ
)
し事嗚呼是非もなき次第なり。
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
打解(うちとけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
解
常用漢字
小5
部首:⾓
13画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打解”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
二葉亭四迷
作者不詳
泉鏡太郎
蘭郁二郎
三遊亭円朝
福沢諭吉
樋口一葉
泉鏡花
与謝野晶子