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大揉
ふりがな文庫
“大揉”の読み方と例文
読み方
割合
おおも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おおも
(逆引き)
平次が中橋の鳴子屋へ行った時、仕度までした葬いが、
門口
(
かどぐち
)
でガラッ八に止められて、
大揉
(
おおも
)
めの真っ最中でした。
銭形平次捕物控:094 死相の女
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
爺
(
じい
)
さんは二、三日東京へ出ていて、留守であった。お庄が帰って来る前に、母子三人のあいだに
大揉
(
おおも
)
めがあって、お袋も爺さんに
頭脳
(
あたま
)
をしたたか
撲
(
なぐ
)
られた。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
御承知の通り、区画整理はどこでも
大
(
おお
)
ごた付きで、なか/\容易に決着しません。こゝらも
大揉
(
おおも
)
めに揉めたんですが、それでもまあ
何
(
ど
)
うにか
斯
(
こ
)
うにか折合が附いて……。
赤い杭
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
大揉(おおも)の例文をもっと
(6作品)
見る
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
揉
漢検1級
部首:⼿
12画
“大”で始まる語句
大
大人
大事
大袈裟
大分
大切
大抵
大概
大方
大丈夫
“大揉”のふりがなが多い著者
徳田秋声
幸田露伴
吉川英治
岡本綺堂
野村胡堂