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庇間
ふりがな文庫
“庇間”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひあわい
70.0%
ひあはひ
30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひあわい
(逆引き)
湯は、だだっ広い、薄暗い台所の板敷を抜けて、土間へ出て、
庇間
(
ひあわい
)
を
一跨
(
ひとまた
)
ぎ、
据
(
すえ
)
風呂をこの
空地
(
くうち
)
から焚くので、雨の降る日は難儀そうな。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
明智はその石垣を
攀昇
(
よじのぼ
)
って、板塀と土蔵との
庇間
(
ひあわい
)
の薄暗い中へ入って行った。五六間行くと突当りになってそこに別の塀が行手をふさいでいる。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
庇間(ひあわい)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひあはひ
(逆引き)
與へ
干殺
(
ほしころ
)
さんとこそ
巧
(
たく
)
みけれ
然
(
され
)
ば
無慚
(
むざん
)
なるかな藤五郎は其身
不行跡
(
ふぎやうせき
)
とは云ながら
僅
(
わづ
)
か三
疊
(
でふ
)
の
座敷牢
(
ざしきらう
)
に
押籠
(
おしこめ
)
られ
炎暑
(
えんしよ
)
の甚はだしきをも
凌
(
しの
)
ぎかね
些々
(
さゝ
)
たる
庇間
(
ひあはひ
)
の風を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
夜になつて風向が變ると、土藏と土藏の
庇間
(
ひあはひ
)
を吹き拔ける風が、この凧の唸りに當つてブーンと鳴る。
銭形平次捕物控:154 凧の詭計
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
庇間(ひあはひ)の例文をもっと
(3作品)
見る
庇
漢検準1級
部首:⼴
7画
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
“庇間”で始まる語句
庇間合
検索の候補
庇間合
“庇間”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
作者不詳
正岡容
谷崎潤一郎
江戸川乱歩
北原白秋
泉鏡花
岡本綺堂
野村胡堂