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ひあわい
ふりがな文庫
“ひあわい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
廂合
44.8%
庇間
24.1%
廂間
10.3%
庇合
10.3%
狭間
10.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廂合
(逆引き)
赤大名のずたずた
袷
(
あわせ
)
が、
廂合
(
ひあわい
)
を先へ出ると、あとから前のめりに泳ぎ出した、白の仕事着の胸倉を
掴
(
つか
)
んだまま、小路の
中
(
うち
)
で
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひあわい(廂合)の例文をもっと
(13作品)
見る
庇間
(逆引き)
明智はその石垣を
攀昇
(
よじのぼ
)
って、板塀と土蔵との
庇間
(
ひあわい
)
の薄暗い中へ入って行った。五六間行くと突当りになってそこに別の塀が行手をふさいでいる。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
ひあわい(庇間)の例文をもっと
(7作品)
見る
廂間
(逆引き)
蔵の前の板の間に、
廂間
(
ひあわい
)
の方から涼しい風の通って来るところを
択
(
えら
)
んで、
午睡
(
ひるね
)
の夢を
貪
(
むさぼ
)
っている人があった。大勝の帳場だ、真勢さんという人だ。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
ひあわい(廂間)の例文をもっと
(3作品)
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庇合
(逆引き)
時に湯気の蒸した風呂と、
庇合
(
ひあわい
)
の月を思うと、一生の道中記に、荒れた
駅路
(
うまやじ
)
の夜の
孤旅
(
ひとりたび
)
が思出される。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひあわい(庇合)の例文をもっと
(3作品)
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狭間
(逆引き)
路地はどうかすると横町同様
人力車
(
くるま
)
の通れるほど広いものもあれば、
土蔵
(
どぞう
)
または人家の
狭間
(
ひあわい
)
になって人一人やっと通れるかどうかと
危
(
あやぶ
)
まれるものもある。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ひあわい(狭間)の例文をもっと
(3作品)
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