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ひあはひ
ふりがな文庫
“ひあはひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヒアハヒ
語句
割合
廂合
38.9%
庇合
16.7%
庇間
16.7%
廂間
16.7%
庇間合
5.6%
狭間
5.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
廂合
(逆引き)
室内
(
しつない
)
一面
(
いちめん
)
濛々
(
もう/\
)
とした
上
(
うへ
)
へ、あくどい
黄味
(
きみ
)
を
帶
(
お
)
びたのが、
生暖
(
なまぬる
)
い
瀬
(
せ
)
を
造
(
つく
)
つて、むく/\
泡
(
あわ
)
を
吹
(
ふ
)
くやうに、……
獅噛面
(
しかみづら
)
で
切齒
(
くひしば
)
つた
窓々
(
まど/\
)
の、
隙間
(
すきま
)
と
云
(
い
)
ふ
隙間
(
すきま
)
、
天井
(
てんじやう
)
、
廂合
(
ひあはひ
)
から
流込
(
ながれこ
)
む。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひあはひ(廂合)の例文をもっと
(7作品)
見る
庇合
(逆引き)
同じ新開の町はづれに八百屋と
髪結床
(
かみゆひどこ
)
が
庇合
(
ひあはひ
)
のやうな細露路、雨が降る日は傘もさされぬ窮屈さに、足もととては
処々
(
ところどころ
)
に
溝板
(
どぶいた
)
の落し穴あやふげなるを中にして、両側に立てたる
棟割
(
むねわり
)
長屋
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ひあはひ(庇合)の例文をもっと
(3作品)
見る
庇間
(逆引き)
夜になつて風向が變ると、土藏と土藏の
庇間
(
ひあはひ
)
を吹き拔ける風が、この凧の唸りに當つてブーンと鳴る。
銭形平次捕物控:154 凧の詭計
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひあはひ(庇間)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
廂間
(逆引き)
若党上野友次郎、松村金三郎の二人に、
草履取
(
ざうりとり
)
が附いて供をしてゐる。
忽
(
たちま
)
ち一発の銃声が薄曇の日の重い空気を震動させて、とある町家の
廂間
(
ひあはひ
)
から、五六人の士が刀を抜き連れて出た。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
ひあはひ(廂間)の例文をもっと
(3作品)
見る
庇間合
(逆引き)
庇間合
(
ひあはひ
)
へ
捨置
(
すておき
)
て
早足
(
はやあし
)
に
逃出
(
にげいだ
)
し手拭ひにて深く
頬冠
(
ほゝかむ
)
りをなし
膽
(
きも
)
太
(
ふと
)
くも坂本通りを逃行く
機
(
をり
)
から向うより町方の定廻り同心手先三人を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
聞き主人の五兵衞は
出來
(
いできた
)
りナニ
悴
(
せがれ
)
がみえぬと夫れは
何所
(
どこ
)
へ行たかと家内中を
探
(
さが
)
せ
共
(
ども
)
一向に
影
(
かげ
)
も見えず
猶
(
なほ
)
隈
(
くま
)
なく
探
(
さが
)
し
求
(
もと
)
むる
中
(
うち
)
裏口
(
うらぐち
)
の
庇間合
(
ひあはひ
)
に五郎藏が倒れて居たりと
大聲
(
おほごゑ
)
揚
(
あげ
)
て呼はるゆゑ夫れと云て
手燭
(
てしよく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ひあはひ(庇間合)の例文をもっと
(1作品)
見る
狭間
(逆引き)
路地はどうかすると横町同様
人力車
(
くるま
)
の通れるほど広いものもあれば、土蔵または人家の
狭間
(
ひあはひ
)
になつて
人
(
ひと
)
一人
(
ひとり
)
やつと通れるかどうかと危まれるものもある。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
ひあはひ(狭間)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ひあわい
ひあわ
ひさしあ
ひあ
ひあは
ひあはい
ひさしあわ
ヒアハヒ
ひさしあい
さま