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廂合
ふりがな文庫
“廂合”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひあわい
54.2%
ひあはひ
29.2%
ひさしあ
8.3%
ひあわ
4.2%
ヒアハヒ
4.2%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひあわい
(逆引き)
と両袖を
突張
(
つっぱ
)
って肩でおどけた。これが、さかり場の魔所のような、
廂合
(
ひあわい
)
から
暗夜
(
やみ
)
が
覗
(
のぞ
)
いて、植込の影のさす姿見の前なんですが。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
廂合(ひあわい)の例文をもっと
(13作品)
見る
ひあはひ
(逆引き)
取り残された
彼方此方
(
あちらこちら
)
の陰鬱な重い土蔵の
廂合
(
ひあはひ
)
から今はまたセンチメンタルな緑色の星の影さへ一つ二つと
燦
(
きら
)
めき初める、ホフマンスタールの夜の景色
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
廂合(ひあはひ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ひさしあ
(逆引き)
軒下の暗がり伝いに足音を
窃
(
ぬす
)
み窃み、台所の角に取付けた新しいコールタ
塗
(
ぬり
)
の
雨樋
(
あまどい
)
をめぐって、裏手の風呂場と、納屋の物置の
廂合
(
ひさしあ
)
いの下に来た。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
廂合(ひさしあ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ひあわ
(逆引き)
私は何処から出て来るのだろう? と思って、戸外に突立っていると、直ぐ壁隣の洋食屋の先きの、
廂合
(
ひあわ
)
いのような
薄闇
(
うすくらが
)
りの中から、ふいと、真白に塗った顔を出して、お宮が
別れたる妻に送る手紙
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
廂合(ひあわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヒアハヒ
(逆引き)
其
廂合
(
ヒアハヒ
)
が、西の出口に近づいてから、露地屋根を被くやうになつて居た。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
廂合(ヒアハヒ)の例文をもっと
(1作品)
見る
廂
漢検1級
部首:⼴
12画
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
“廂”で始まる語句
廂
廂髪
廂間
廂髮
廂下
廂屋根
廂越
廂先
廂官
廂房
“廂合”のふりがなが多い著者
近松秋江
泉鏡花
北原白秋
泉鏡太郎
徳田秋声
夢野久作
折口信夫