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廂髮
ふりがな文庫
“廂髮”の読み方と例文
新字:
廂髪
読み方
割合
ひさしがみ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひさしがみ
(逆引き)
これが
又
(
また
)
大
(
だい
)
のおめかしと
來
(
き
)
て、
當世風
(
たうせいふう
)
の
廂髮
(
ひさしがみ
)
、
白粉
(
おしろい
)
をべた/\
塗
(
ぬ
)
る。
見
(
み
)
るもの、
莫不辟易
(
へきえきせざるなし
)
。
豈
(
あに
)
それ
辟易
(
へきえき
)
せざらんと
欲
(
ほつ
)
するも
得
(
え
)
んや。
鑑定
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「そんなことではない。別に嬉しいことがあるの、さ。」かの女は自分の
廂髮
(
ひさしがみ
)
の前髮に注意せよと云ふ樣子をする。
泡鳴五部作:05 憑き物
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
三田も不似合なお兼の
廂髮
(
ひさしがみ
)
のうしろに、大き過る位大きい
西班牙櫛
(
スペインぐし
)
のさゝつて居るのを、をかしいと思つて居たが、それが特別の意味のあるものとは知らなかつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
廂髮(ひさしがみ)の例文をもっと
(7作品)
見る
廂
漢検1級
部首:⼴
12画
髮
部首:⾽
15画
“廂”で始まる語句
廂
廂合
廂髪
廂間
廂下
廂屋根
廂越
廂先
廂官
廂風
“廂髮”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
泉鏡太郎
水上滝太郎
泉鏡花