“廂風”の読み方と例文
読み方割合
ひさしふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯の板の間に續いて、細長い廂風ひさしふうの座敷がありまして、それで三間みまばかりの廣い部屋をぐるりと取圍とりまくやうに出來て居りました。
私達は桑畠の間にある林檎の樹の下を歩き又は玄關から細長い廂風ひさしふうの小座敷を通り拔けて、上段の間の横手に坪庭の梨の見えるところへ行きました。すると極りで、若い嫂が私達を探しに來ました。