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取圍
ふりがな文庫
“取圍”のいろいろな読み方と例文
新字:
取囲
読み方
割合
とりかこ
66.7%
とりま
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりかこ
(逆引き)
ぞ
刎
(
はね
)
たりけり
斯
(
かゝ
)
りし程に
所
(
ところ
)
の
村役人
(
むらやくにん
)
等は二ヶ所にての
騷動
(
さうどう
)
を聞傳て追々に馳集り先友次郎等を
取圍
(
とりかこ
)
み事の樣子を聞けるに友次郎は
容
(
かたち
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
平次は笹野新三郎と打合せて、八丁堀を繰出したのは
曉
(
あけ
)
の
寅刻
(
なゝつ
)
。霜を踏んで倉賀屋から、『さざなみ』の前後を、すつかり
取圍
(
とりかこ
)
ませました。
銭形平次捕物控:071 平次屠蘇機嫌
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
取圍(とりかこ)の例文をもっと
(4作品)
見る
とりま
(逆引き)
斯の板の間に續いて、細長い
廂風
(
ひさしふう
)
の座敷がありまして、それで
三間
(
みま
)
ばかりの廣い部屋をぐるりと
取圍
(
とりま
)
くやうに出來て居りました。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
此
(
この
)
大騷動
(
だいさうどう
)
の
後
(
のち
)
は、
猛獸
(
まうじう
)
も
我等
(
われら
)
の
手並
(
てなみ
)
を
恐
(
おそ
)
れてか、
容易
(
ようゐ
)
に
近
(
ちか
)
づかない、それでも
此處
(
こゝ
)
を
立去
(
たちさ
)
るではなく、
四五間
(
しごけん
)
を
距
(
へだ
)
てゝ
遠卷
(
とほまき
)
に
鐵檻
(
てつおり
)
の
車
(
くるま
)
を
取圍
(
とりま
)
きつゝ、
猛然
(
まうぜん
)
と
吼
(
ほ
)
えて
居
(
を
)
る。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
取圍(とりま)の例文をもっと
(2作品)
見る
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
圍
部首:⼞
12画
“取”で始まる語句
取
取出
取縋
取柄
取除
取次
取敢
取交
取做
取付
“取圍”のふりがなが多い著者
ルイス・キャロル
押川春浪
作者不詳
泉鏡太郎
島崎藤村
泉鏡花
野村胡堂