“取交”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とりかわ42.5%
とりま25.0%
とりか22.5%
とりかは5.0%
とりかはせ2.5%
とりまぜ2.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
殿様も贔屓ひいきの孝助だから上げましょうと相談が出来まして、相川は帰りましたのですよ、そうして、今日は相川で結納の取交とりかわせになるのですとさ
むらさきがわ巾着きんちゃくであった。その金入れの中には、金銀取交とりまぜてだいぶの額が入っていた、又八は数えるだけでも自分の心が怖くなって、思わず
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(急に低くなりますから気をつけて。こりゃ貴僧あなたには足駄あしだでは無理でございましたかしら、よろしくば草履ぞうりとお取交とりかえ申しましょう。)
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ゆるしけり忠相ぬし忠兵衞に打向ひ小西屋長左衞門代人忠兵衞其方事主人しゆじんの申し附とは言ながら出所しゆつしよ不定ふぢやう醫師いしの言葉をしん結納ゆひなふ取交とりかはし迄すみたる婚姻を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
えら結納ゆひなふのお取交とりかはせも致さんと言れて忠兵衞むね撫下なでおろし夫拜承うけたまは安堵あんどしました實は云々これ/\若旦那に誓つて置し事なればし御承知しようちのない時は如何いかゞなさんとはらの中で一方ならず心配を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
絶て久敷あはざりし若黨に見らるゝ事のはづかしくも口惜くちをしく又嬉しさも取交とりまぜて先立涙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)