“とりかわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取交50.0%
取換23.5%
交換20.6%
取替5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少くとも彼等が取交とりかわしていた会話や、僕が綿貫検事から聞出した所によって想像すれば、捜索の結果彼等の蒐集しゅうしゅうし得た事実はの諸点に尽きていた。
悪霊 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
もっとも、親しげに言葉の取換とりかわされる様子を見たというまでで、以前家に置いてあった書生が彼女の部屋へ出入ではいりしたからと言って
刺繍 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
式を挙げるに福沢先生を証人に立てて外国風に契約を交換とりかわす結婚の新例を開き、明治五、六年頃に一夫一婦論を説いて婦人の権利を主張したほどのフェミニストであったから
互に斯う云う書附まで取替とりかわせて置きながら、他の客を取りたいと云うから、勝手に取れと云うのだ