“とりかは”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
交換33.3%
取替33.3%
取交22.2%
取換11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かつその姿を改めぬ、木星ジョーヴェもし火星マルテとともに鳥にして羽を交換とりかはしなば、またかくの如くなるべし 一三—一五
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
取替とりかはせしに後藤ごとうへい四郎と申名の下におしたる印形いんぎやうは幸之進の實印に相違さうゐなく然れどもそればかりにてさだがたしとぞんじ茶屋ちややまゐこしの物をあらため見候に本夫をつと脇差わきざし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
私は彼女が、その漆黒の捲毛まきげが殆んど彼の肩にふれさうになり、彼の頬にさはりさうになるまで、頭を彼の方に傾けてゐるのを見た。私は彼等が互に取交とりかはす囁きを聞いた。
取換とりかはし如何成れば姉妹二人斯る苦界に沈みしぞ父樣とゝさまには私の身の代金しろきんの爲に人手に掛り果て給ひ母樣には麹町におはするとの事成れどなどかあひには來給はぬぞ手紙を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)