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ひさしあ
ふりがな文庫
“ひさしあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
庇合
50.0%
廂合
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庇合
(逆引き)
少しばかり右へ入った土蔵の
庇合
(
ひさしあ
)
いで、そこへ急造したらしい、縁側付の六畳ほどの部屋が、初夏の明るい陽に、まざまざと照らされております。
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
佐助が指したのは、店から奧へ通ふ廊下の中程から、少しばかり右へ入つた土藏の
庇合
(
ひさしあ
)
ひで、其處へ急造したらしい、縁側付の六疊ほどの部屋が、初夏の明るい陽に、まざ/\と照らされて居ります。
銭形平次捕物控:107 梅吉殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひさしあ(庇合)の例文をもっと
(2作品)
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廂合
(逆引き)
軒下の暗がり伝いに足音を
窃
(
ぬす
)
み窃み、台所の角に取付けた新しいコールタ
塗
(
ぬり
)
の
雨樋
(
あまどい
)
をめぐって、裏手の風呂場と、納屋の物置の
廂合
(
ひさしあ
)
いの下に来た。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そして板囲いのなかをあっちこっち歩いて見たり、
杜松
(
ひば
)
などの植わった
廂合
(
ひさしあ
)
いの狭いところへ入って、青いものの影を見せたりした。赤子はぽっかり目を開いて口を動かしていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ひさしあ(廂合)の例文をもっと
(2作品)
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