“ひあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
日当70.8%
干上16.7%
乾上4.2%
庇合4.2%
燈明4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
野には、日当ひあたりのいい所には草がすでにもえて、なずなど青々としている。関さんはところどころで、足をとめて、そろそろ芽を出し始めた草をとった。そしてそれを清三に見せた。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
籠城となれば、飲料水に乏しく、濠水ほりみずはややもすれば干上ひあがります。事ある場合は、討って出るしかないお城でございます。——けれど野戦に勝目のない大軍の来襲をうけた場合は
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お天気が続いて、どこの田圃たんぼも水が乾上ひあがりました。
雨ふり坊主 (新字新仮名) / 夢野久作香倶土三鳥(著)
廊下の中に庇合ひあわいなどがあった。こんなに降ると、仏壇のおいてある戸棚の中が大もりになって、バシャバシャしぶいた。家じゅうそこここに、たらい、バケツがもち出された。
播州平野 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
家はまだ建てたばかりで新しいが、二十坪余りの隠居所といった感じのものだ、権頭は先に立って、かすかに燈明ひあかりの漏れている部屋の外へ近寄った。