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ひあが
ふりがな文庫
“ひあが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
干上
61.1%
乾上
38.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
干上
(逆引き)
含
(
ふく
)
み何にも
無
(
ない
)
が一ツ飮ふと
戸棚
(
とだな
)
より取出す
世帶
(
せたい
)
の貧乏徳利
干上
(
ひあが
)
る財布のしま干物
獻
(
さし
)
つ
押
(
おさ
)
へつ三人が
遠慮
(
ゑんりよ
)
もなしに
呑掛
(
のみかけ
)
たりお安は娘に逢度さを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この
辺
(
へん
)
一帯を
蔽
(
おお
)
うている
涯
(
は
)
てしもない雑木林の間の空地に出てから間もない処に在る小川の
暗渠
(
あんきょ
)
の上で、
殆
(
ほと
)
んど
干上
(
ひあが
)
りかかった
鉄気水
(
かなけみず
)
の流れが
木魂
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひあが(干上)の例文をもっと
(11作品)
見る
乾上
(逆引き)
池がこの
旱魃
(
かんばつ
)
で
乾上
(
ひあが
)
って沼みたいになりかかっているところがあるんです。その沼へ踏みこもうという土の
柔
(
やわらか
)
いところに、
格闘
(
かくとう
)
の
痕
(
あと
)
らしいものがあるんです。靴跡が
入
(
い
)
り
乱
(
みだ
)
れています。
崩れる鬼影
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
と云うのは、その傷口が
乾上
(
ひあが
)
ってから始めてお目通りを許されてみると、殿様の顔が生れもつかぬ
兎唇
(
みつくち
)
になっていたのである。いかさま、此の程度の負傷なら深手とは云えないかも知れない。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
ひあが(乾上)の例文をもっと
(7作品)
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