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旱魃
ふりがな文庫
“旱魃”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんばつ
84.2%
ひでり
15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんばつ
(逆引き)
ことに
去年
(
きょねん
)
からのここら
全体
(
ぜんたい
)
の
旱魃
(
かんばつ
)
でいま外へ
遊
(
あそ
)
んで歩くなんてことはとなりやみんなへ
悪
(
わる
)
くてどうもいけないということを云った。
或る農学生の日誌
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
それは寛正の頃、東国
大
(
おおい
)
に
旱魃
(
かんばつ
)
、
太田道灌
(
おおたどうかん
)
江戸城にあって憂い、この杉の森鎮座の神にお
祷
(
いの
)
りをした
験
(
しるし
)
があって雨降り、百穀大に
登
(
みの
)
る。
旧聞日本橋:24 鬼眼鏡と鉄屑ぶとり(続旧聞日本橋・その三)
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
旱魃(かんばつ)の例文をもっと
(48作品)
見る
ひでり
(逆引き)
十五、六
丁
(
ちょう
)
いった
谷間
(
たにま
)
に、一つの
清水
(
しみず
)
がありました。それが、この
旱魃
(
ひでり
)
にも
尽
(
つ
)
きず、
滾々
(
こんこん
)
としてわき
出
(
で
)
ていました。これはいい
清水
(
しみず
)
を
見
(
み
)
つけたものだ。
神は弱いものを助けた
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
旱魃
(
ひでり
)
の氷屋か貧乏人が
無尽
(
むじん
)
でも取ったというようににやり/\と笑いながら、懐中から
捲出
(
まきだ
)
したは、鼠色だか皮色だか訳の分らん
胴巻様
(
どうまきよう
)
の
三尺
(
さんじゃく
)
の中から
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
旱魃(ひでり)の例文をもっと
(9作品)
見る
“旱魃”の解説
干ばつとは、雨が降らないなどの原因である地域に起こる長期間の水不足の状態である。旱魃・干魃とも書く。旱は「ひでり」、魃は「ひでりの神」の意味である。
(出典:Wikipedia)
旱
漢検1級
部首:⽇
7画
魃
漢検1級
部首:⿁
15画
“旱魃”で始まる語句
旱魃地
検索の候補
大旱魃
旱魃地
“旱魃”のふりがなが多い著者
内村鑑三
羽仁もと子
井上円了
徳冨蘆花
林不忘
槙本楠郎
三遊亭円朝
吉川英治
野口雨情
柳田国男