“髪結床”のいろいろな読み方と例文
旧字:髮結床
読み方割合
かみゆいどこ77.4%
かみいどこ16.1%
かみゆひどこ6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次が仲間に奉加帳ほうがちょうを廻して足を洗わせ、田圃の髪結床かみゆいどこの株を買って、妹のおくめと二人でささやかに世帯を持っていたのでした。
今もあの髪結床かみいどこの爺さんと話して来たんですが、髪結床だって昔とは違いましたね。それでもまだチョン髷を結いに来る客があるそうです。
同じ新開の町はづれに八百屋と髪結床かみゆひどこ庇合ひあはひのやうな細露路、雨が降る日は傘もさされぬ窮屈さに、足もととては処々ところどころ溝板どぶいたの落し穴あやふげなるを中にして、両側に立てたる棟割むねわり長屋
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)