“奉加帳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうがちょう66.7%
ほうがちやう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平次が仲間に奉加帳(ほうがちょう)を廻して足を洗わせ、田圃の髪結床(かみゆいどこ)の株を買って、妹のお粂(くめ)と二人でささやかに世帯を持っていたのでした。
朧夜(おぼろよ)にそそのかされて、鉦(かね)も撞木(しゅもく)も、奉加帳(ほうがちょう)も打ちすてて、誘(さそ)い合(あわ)せるや否やこの山寺(やまでら)へ踊りに来たのだろう。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
平次が仲間に奉加帳(ほうがちやう)を廻して足を洗はせ、田圃の髮結床(かみゆひどこ)の株を買つて、妹のお粂(くめ)と二人でさゝやかに世帶を持つてゐたのでした。
でその費用は一般の寄進からとあつて、大きな奉加帳(ほうがちやう)が順繰りに富豪連(かねもちれん)の手に廻される事になつた。それを何番目かに請取(うけと)つたIといふ富豪(かねもち)は発起人の顔触(かほぶれ)を見ると、急に苦い顔をした。