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ほうがちやう
ふりがな文庫
“ほうがちやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
奉加帳
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奉加帳
(逆引き)
平次が仲間に
奉加帳
(
ほうがちやう
)
を廻して足を洗はせ、田圃の
髮結床
(
かみゆひどこ
)
の株を買つて、妹のお
粂
(
くめ
)
と二人でさゝやかに世帶を持つてゐたのでした。
銭形平次捕物控:117 雪の夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
でその費用は一般の寄進からとあつて、大きな
奉加帳
(
ほうがちやう
)
が順繰りに
富豪連
(
かねもちれん
)
の手に廻される事になつた。それを何番目かに
請取
(
うけと
)
つたIといふ
富豪
(
かねもち
)
は発起人の
顔触
(
かほぶれ
)
を見ると、急に苦い顔をした。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
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