トップ
>
粂
ふりがな文庫
“粂”の読み方と例文
読み方
割合
くめ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くめ
(逆引き)
浅草公園の売茶の店は、仁王門のわきの、
粂
(
くめ
)
の
平内
(
へいない
)
の前に、弁天山へ寄って、昔の十二軒の名で、たった二軒しか残っていなかった。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
という継母にも、女の子のお
粂
(
くめ
)
を抱きながら片手に
檜木笠
(
ひのきがさ
)
を持って来てすすめる妻にも別れを告げて、やがて半蔵は勇んで家を出た。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
名前はお
粂
(
くめ
)
、下谷長者町の金貸俵屋孫右衞門の娘、凄いほどのきりやう、浮氣で、陽氣で、少々は嘘つきで、無類の愛嬌者でした。
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
粂(くめ)の例文をもっと
(43作品)
見る
粂
漢検準1級
部首:⽶
9画
“粂”を含む語句
粂野美作守
粂吉
粂八
粂之助
粂公
粂之進殿
粂郡
粂村
粂子
粂姐
粂太郎
粂太
粂仙
中村粂太郎
粂之進
粂之介
粂三郎
笠原粂之進
清水粂之助
清水粂之介
...
“粂”のふりがなが多い著者
今井邦子
島崎藤村
中里介山
作者不詳
林不忘
野村胡堂
岡本綺堂
吉川英治
佐々木味津三
田山花袋