“平内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
へいない90.9%
ひらうち9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浅草公園の売茶の店は、仁王門のわきの、くめ平内へいないの前に、弁天山へ寄って、昔の十二軒の名で、たった二軒しか残っていなかった。
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
その八五郎が、美しい下女のお菊の動静を見張っているうち、浅草の日参と、御神籤おみくじと、くめ平内へいない様の格子の謎を見付けたのです。
享保きょうほう十五年、この時の御修復検分としましては、お作事奉行さくじぶぎょう小菅因幡守こすげいなばのかみ、お大工頭だいくがしら近藤郷左衛門こんどうきょうざえもん大棟梁だいとうりょう平内ひらうち郎右衛門ろうえもん、寛保三年、同四年、奉行ぶぎょう曾我日向守そがひゅうがのかみ、お畳奉行たたみぶぎょう別所播磨守べっしょはりまのかみ
丹下左膳:02 こけ猿の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)