“平賀源内”の読み方と例文
読み方割合
ひらがげんない100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
学生時代に先生につれられて天城山あまぎさんへ採集に行ったんです。先生は指導をしながら、平賀源内ひらがげんないのことを話したそうです。源内は博識だから知らないものがなかった。
変人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
「いえ、なかなかもって、この処方は、手前の究学きゅうがくではござりませぬ。大阪表におりました頃、しばらく一緒におりました、鳩渓きゅうけい平賀源内ひらがげんないと申す男の秘とする処方で」
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
平賀源内ひらがげんない文句もんくじゃねえが、春重はるしげは、一さきまで見透みとおしがくんだからの。おまえとくさんとこでって、どこへったかぐらいのこたァ、かねえでも、ちゃんとわかってらァな
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)