“平賀鳩渓”の読み方と例文
読み方割合
ひらがきゅうけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「日本橋の薬研堀やげんぼりに、平賀鳩渓ひらがきゅうけいが長崎から招いた岡本亀八おかもとかめはちと申す人形師の住んでおるのをご存じか」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蜀山人始め寝惚ねぼけ先生と号して狂詩集を梓行しこうせしは明和四年十九歳の時にしてその先輩平秩東作平賀鳩渓ひらがきゅうけいらと始めて相知れり。さればこの時既に狂詩と共に狂歌の吟咏ありしや明かなり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)