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梓行
ふりがな文庫
“梓行”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しこう
60.0%
しかう
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこう
(逆引き)
何故というに天保八年の春に
梓行
(
しこう
)
せられた『広益諸家人名録』は
夙
(
つと
)
に詩人として枕山の名と住所とを掲げているからである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
弁
(
べん
)
ジ其名実ヲ
覈
(
ただ
)
シ集メテ以テ之ヲ大成シ此ニ日本植物誌ヲ作ルヲ
素志
(
そし
)
トナシ我身命ヲ
賭
(
と
)
シテ其成功ヲ見ント欲ス
嚢
(
さき
)
ニハ其宿望遂ニ抑フ可カラズ僅カニ一介書生ノ身ヲ以テ敢テ此大業ニ当リ自ラ
貲
(
し
)
ヲ
擲
(
なげう
)
ツテ先ヅ其図篇ヲ発刊シ其事漸ク
緒
(
ちょ
)
ニ
就
(
つき
)
シト
雖
(
いえど
)
モ後
幾
(
いくば
)
クモナク悲運ニ遭遇シテ其
梓行
(
しこう
)
ヲ停止シ此ニ再ビ好機来復ノ日ヲ
牧野富太郎自叙伝:01 第一部 牧野富太郎自叙伝
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
梓行(しこう)の例文をもっと
(3作品)
見る
しかう
(逆引き)
アントニオは古の名家の少時の作を世に
公
(
おほやけ
)
にせしものあるを見て、或はおのれのをも
梓行
(
しかう
)
せんとすることあらんか。そは世の
嘲
(
あざけり
)
を招くに過ぎず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
さきのとし玉山翁が
梓行
(
しかう
)
せられし
軍物語
(
いくさものがたり
)
の画本の中に、越後の雪中にたゝかひしといふ
図
(
づ
)
あり。文には
深雪
(
みゆき
)
とありて、しかも十二月の事なるに、ゑがきたる
軍兵
(
ぐんびやう
)
どもが
挙止
(
ふるまひ
)
を見るに雪は
浅
(
あさ
)
く見ゆ。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
梓行(しかう)の例文をもっと
(2作品)
見る
“梓行”の意味
《名詞》
書物を出版、刊行すること。
(出典:Wiktionary)
梓
漢検準1級
部首:⽊
11画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
“梓”で始まる語句
梓
梓川
梓弓
梓神子
梓巫
梓繁
梓巫女
梓刻
梓氏
梓越
“梓行”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
牧野富太郎
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
永井荷風