“梓”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずさ57.8%
20.0%
あづさ15.6%
あっ2.2%
おづさ2.2%
しん2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山小屋ヒュッテの入口から、アストラカン・クロスの上衣カーディガンに派手なマフラアを巻きつけた森川氏の末娘のあずささんがヒョックリと出てくる。
因テ二、三ノ従游スルモノト相謀あいはかリ諸家ノ麗藻ヲ選ンデシテコレヲ伝ヘントシタリ。たまたま同人集ノ挙アリ遷延シテ果サズ。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
此書このしよ全部ぜんぶ六巻、牧之老人ぼくしらうじんねふりかる漫筆まんひつあづさまたざるの稿本かうほんなり。ゆゑ走墨乱写そうぼくらんしやし、また艸画さうぐわなり。老人らうじんしめして校訂かうていふ。
あっちゃん、あなた、どうしたの、そんな大きな声をして。……ママに御用があるなら、いってみてちょうだい。もうすこし、しずかにね」
今度こたび一部いちぶふみとしておづさにのぼせ、おほやけひやうをもこひ
うもれ木:01 序 (旧字旧仮名) / 田辺竜子(著)
の太祖の言は、まさに是れ太祖が胸中の秘を発せるにて、はやくよりこの意ありたればこそ、それより二年ほどにして、洪武三年に、そうこうていしゅくていしんたんの九子を封じて
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)