“梓川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あずさがわ50.0%
あずさがは25.0%
あづさがは25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきに石田佐吉がいったことばの通り、梓川あずさがわの渓流は、それに沿ってのぼっても溯っても水源らしくならなかった。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
成程あのガラ/\の音ぐらゐでは三百六十五日浚つて見たところで梓川あずさがはがたゞの一ト雨に押し流してくる砂泥をすくひ上げるにも足りないのではないかといふ気がするのであつた。
雨の上高地 (新字旧仮名) / 寺田寅彦(著)
日本につぽんアルプスの上高地かみこうち梓川あづさがはには、もといはなで、あしすべるといはれたほど澤山たくさんゐたものですが、近頃ちかごろはだんだんつてたようです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)