“あずさがは”の漢字の書き方と例文
語句割合
梓川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
成程あのガラ/\の音ぐらゐでは三百六十五日浚つて見たところで梓川あずさがはがたゞの一ト雨に押し流してくる砂泥をすくひ上げるにも足りないのではないかといふ気がするのであつた。
雨の上高地 (新字旧仮名) / 寺田寅彦(著)
その日の午後、私たちは水の冷たい梓川あずさがはの流を徒渉した。
槍ヶ岳紀行 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)